蕎麦のはなし 1
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チョコヤの蕎麦は山形県、鳥海山の山間部で
‘斉藤さん’率いる蕎麦農家さんチームで作られています。

移転前は山陰地方からでしたが、先方さんの諸事情で業務縮小が決まり
将来的に継続して譲っていただくことが不可能になってしまう、と開業してまだ2年余りの頃
早々と予告されました。
その時のショックったら、そらもう〜半端なく、突き落とされた気分で
蕎麦農家さんのツテなど全くないアーバン育ちの私達(?)にとって
自力で新たなルートを開拓することは最大の難関、開店以来初めての窮地でした。
いっそ、今からうどん屋に転向しよか?と本気で思うほど、チョコヤ存続の危機でした。

蕎麦製粉業者さんを通せば、国産蕎麦の入手はできますが
現行蕎麦と同レベル、または超えるがマストと考え
営業の傍ら、業者さんからのサンプルはもちろん
各地方のJAに問合せた産直蕎麦を取り寄せては挽いて試作を繰り返していました。

蕎麦の試作は、挽き分けて篩って打って茹でて食べてみるまで解らないので
たかが、1パターンの試作するのに半日かかり、生産者さんを探し、試作を繰り返すことは厄介な事でした。
幾つかの有名ブランド産地と言われる地区からも時期を変えて同様に試作したものの
納得いく風味に出会えず、真っ暗闇に落ちていた頃、
アメリカ人の友人からの久しぶりの電話でこの話をしたら「奥さんの実家に帰省した時、当たってみるよ」と。

とはいえ、山形出身の奥さん(上々颱風Vo)も一筋縄にはいかず、兄弟知人を介して介して…… 
数ヶ月後、その夫妻から届いたのが現在進行中の‘山形の斉藤さんの蕎麦’でした。
なんだか、‘逆輸入レクサス’みたいな(笑

その斉藤さんの蕎麦で数度の試作の候…… 暗いトンネンルから抜け出せた?んちゃう?!!!
…や、これだぁ〜〜★ 首の皮一枚繋がった想いを噛み締め感嘆の涙を覚えております。
この出会いに辿り着くまで一年かかりました。

そうして、、一業者をかまさずに直接契約することが自然な流れに始まった
‘山形の斉藤さん’チームは、ごく小規模であるうえ
改めての管理方から年間生産量、はたまた原種の保存/交配、大きな機械導入など、
双方行き来をしながら相談と調整に、さらに一年近くかかって
チーム皆さんのたいへんなご尽力を頂きながら、
当方の移転に合わせ、山形蕎麦で再スタートすることができ、現在に至ります。



私達自身も未だ、製粉という技術の方程式と季節の移り変わりに奮闘する日々で
特に移転初年度はこの新しい蕎麦の‘クセ’にあった感覚が掴めず毎日が手探りでしたが、
ようやく昨秋辺りから安定できて来た様に思います。

毎週、無言で届く‘山形の斉藤さん’からの蕎麦の梱包に心から感謝 なのです。
(再利用バナナの箱となわ紐に斉藤さんの温かさを感じて荷解きしています)


こんなところです 
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※蕎麦のはなし2・・は、またそのうち
ねぎぼうず 2015.4/25
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ねぎぼうず の 天麩羅
香り、プツプツ感 めっちゃ旨 
そしてかわいい(揚げる前)。